Snow LeopardにMySQLをインストール（まとめ）

インストール方法

mac portsでインストールする
MySQLのサイトからバイナリーをダウンロードしてGUIでインストール*1

２の方が簡単だと思われ。

インストール先

mac portsでインストールした場合は/opt/local配下にインストールされる。
バイナリパッケージでインストールした場合は/usr/local配下にインストールされるようだ。

mac portsでインストールした場合は、/opt/local/bin, /opt/local/sbinにPATHを設定する。
尚、mysqladminは別の場所にあるのでそこにもPATHを通す。
(bashの場合）$HOME/.bashrcにPATHを設定しておく。*2

export PATH=$PATH:/opt/local/bin:/opt/local/sbin:/opt/local/lib/mysql5/bin

mac portsでインストールする場合のオプション指定

昨日インストールした時に指定したオプション（variants）は間違っていたようだ。

bash-3.2$ sudo port install mysql5 +server

mysql5インストール時に指定できるvariantsは以下のコマンドで確認可能

bash-3.2$ port variants mysql5
mysql5 has the variants:
   server: Obsolete; install mysql5-server port instead
   universal: Build for multiple architectures

serverというvariantsはもうないようです。換わりに"mysql5-server"というパッケージ名を指定せよとのこと。

因にmysql4ではどうだったかというと

bash-3.2$ port variants mysql4
mysql4 has the variants:
   server
   universal: Build for multiple architectures

serverというvariantsはmysql4の時に指定できたものだったようです。

MySQLと一緒にインストールされたもの

パッケージの依存性は以下のコマンドで確認可能

bash-3.2$ port deps mysql5
Full Name: mysql5 @5.0.86
Library Dependencies: zlib, openssl, readline

MySQL5の場合は、zlib, openssl, readlineが同時にインストールされる模様。
但し、昨日のインストールログを見るとncurseswとncursesも同時にインストールされている。
これは、readlineがncursesに依存しており、さらにそのncursesがncurseswに依存しているため、芋づる式にこれらも適用されたためである。

bash-3.2$ port deps readline
Full Name: readline @6.0.000+darwin
Library Dependencies: ncurses
bash-3.2$ 
bash-3.2$ port deps ncurses
Full Name: ncurses @5.7+darwin_10
Runtime Dependencies: ncursesw

各パッケージはどこにインストールされたのか？

以下のコマンドで各パッケージがどこに何を入れたのかが分かる。

bash-3.2$ port contents mysql5 | more
Port mysql5 contains:
  /opt/local/bin/my_print_defaults5
  /opt/local/bin/myisam_ftdump5
  /opt/local/bin/myisamchk5
      （以下、省略）

*1:こちらが参考になる。

*2:/opt/local/binと/opt/local/sbinは$HOME/.profileに既に設定されていたので/opt/local/lib/mysql/binのみ設定した。